Products 製品情報
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絶縁材について ( Taylon®/ XLPE )
・「コードミュージック」と「セイラムT」に採用の「Taylon®(タイロン)」
・新登場の絶縁材「XLPE」
まず、PTFEは
オーディオケーブルにおいて、PTFEはあらゆる点で理想的な絶縁材として広く採用されています。それはコードカンパニー製品も例外ではありません。
しかし弱点もあります。図が示すように、温度変化に弱いのです。それも特に一般的な室温と言える範疇において、気温変化に伴う位相変動が見られます。音楽再生において位相は非常に重要なキーであるにもかかわらず、この問題の根本的な解決は困難とされてきました。
特にアナログケーブルやスピーカーケーブルでは、取り扱う信号の性質上、この点が顕著に表れる可能性があります。
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Taylon®の誕生と実用化
オーディオ・映像以外にも、位相の変動が大きな問題となる分野があります。それは、軍用レベルの通信機器です。例を挙げると、潜水艦が人工衛星と位置情報をやり取りする際に、エラーが起きたらどうなるでしょうか? 1つ間違えれば命を落としかねない現場において、位相の変動による誤差は非常に大きな問題となります。そのため様々な研究が行われ、多くの素材が開発・検討されてきました。
第2の新素材、XLPEとは
PTFEに代わるより高性能な絶縁素材 です。Taylon®に迫る特性を得ながら、コストを抑えることに成功しました。スピーカーケーブルにおいては、上位機種のSignatureX SpeakerCableからエントリーモデルのC-screenX、および一部を除く切り売りケーブルに至るまで広く採用されています。
![](https://www.andante-largo.com/wp/wp-content/uploads/2022/09/EpicXL_Speakercable_620x620.jpg)
また、一時期XLPEの採用はスピーカーケーブルのみでしたが、2024年よりアナログRCA、およびXLRケーブル数種にXLPEを採用。名称に「X」を追加すると同時に、大幅に進化しました。詳細は画像をクリックするか、下記ボタンからご覧ください。
なおデジタルケーブル等にXLPEは特性上マッチしないとのことで、現在のところ導入予定はございません。
旧セイラムをお持ちの方へ
Taylon®非搭載の旧セイラムをお持ちの方には、セイラムTへのアップグレードプランもご用意しております。詳細は「セイラムT」の各製品詳細ページをご覧ください。
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