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サイレントマウントテクノロジー

スパイク受けの設計にあたって

本体裏に「キャンセルリング」を組み合わせることで、

スパイク受けの共鳴を抑えるテクノロジーです。

開発当初

 スパイク受けの開発を私共が始めるにあたり、設定したテーマは「未体験の静けさ」でした。 このためにはスパイク受け自身も「静か」であることが重要だと考えました。

 演奏中、全てのオーディオ機器はスピーカー等からの振動に絶えず共鳴しています。これはスパイク受けも同様で、その共鳴がラック等を介して機器に伝わることで音楽性を損なってしまいます。そこで私共は、その共鳴を抑えることで「静か」なマウントが実現すると考えました。

 そのためには一般的に柔らかい素材や内部損失の多い素材が用いられますが、それではスパイク先端からの数十、数百キロもの荷重に耐えられないだけでなく、試聴の結果も好ましくありませんでした。そこで次に、硬度の高い素材で多くの試作品を製作しました。ところが比較的音の良かったものは皆、軽くはじくだけで「チーン」と見事に鳴ってしまう、すなわち共鳴しやすい素材だったのです。そしてそれらの試作品では、それぞれの素材特有の色付けが音楽に現れてしまいました。

 スパイク受けを「静か」にするという目標と相反するこの結果は、開発の上で大きな壁となりました。

サイレントマウントテクノロジーの開発・導入

 その後約1年半に渡って何十という組み合わせで試行錯誤を繰り返し、単体では共鳴してしまう素材であっても、もう一つの金属素材として「キャンセルリング」を裏面に組み合わせ、2重構造とすることで共鳴をキャンセルする(打ち消す)、「サイレントマウントテクノロジー(※)」を確立。

 スパイクをしっかりと受け止めるための「堅牢」と、音楽性をありのままに伝えるための「静けさ」を両立しました。

( サイレントマウントシリーズのみに採用。ソリッドマウントシリーズは単体構造です。)

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